【黒ノ十三】ラミア

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概要

ラミアとは黒ノ十三に収録されている小説。脚本は福田正吾。
羽音に続く怖い話。

あらすじ

小学四年生の香穂はなんでも願いが叶うゲーム「ラミア」の存在を知った。周囲の声を聞いてラミアの情報を聞き動くことにした。
母親を治すため行こうとしたが島村先生が算数の成績が悪かったので声をかけようとしたが香穂は母へ会いに行くため病院に行く用事ができたと話し後にした。
ゲームセンターへ行きラミアを起動させて母親を治す願いを入力した。一通り終えて願い事を終わらせるが、不安は残る。本当に叶うのかと。
祈ってみたらラミアは確かに笑っていた。その時、店員が声をかけてラミアから紙が出てきたのを発見した。紙を渡されてこう書かれていた。

「ねがいはかなった」

香穂は病院にいる母の元へ向かった。母は回復し退院したと看護婦から聞いて家に帰った。
家に行くと明かりがあり家に入る。が、台所に包丁を刺された母が倒れていた。部屋は物色されており強盗が入ったのだ。
テーブルにケーキが置いてあった。香穂のためのケーキだ。
香穂は母を生き返らせるためラミアに向かった。ラミアに母を生き返らせるため願いを叶えた。店員はどうもラミアの調子がおかしいと感じていた。
香穂は家に帰るが……。

登場人物

香穂

四年生に上がった直後、母が病院に入院した。
ゲームセンターに言ったこともなくラミアのことも始めて知った。
算数の点数が悪く島村に狙われていた。

マサヤと付き合った女子

クラスのアイドルであるマサヤと付き合っている女子。ラミヤを使って願いが叶った。

島村

香穂のクラスの担当の教師。

ゲームセンターの店員

ゲームセンターの店員。ラミアの調子がおかしくアドバイスではなく「ねがいをかなえた」としかこないので今日中に撤去しようとしていた。

ラミア

ゲームセンターに置かれているゲーム。
願い事を押したらアドバイスが来る。
願い事を打つのは15文字以内でひらがな。そのため、限られている。
ラミアに「ラミアさまラミアさまラミアさま」とお祈りしないといけない秘密がある。それをしなければ失敗するらしい。
本来ならアドバイスが返ってくるのに香穂はなぜか「ねがいはかなった」としか返ってこなかった。店員は異常が起きたと見ている。

結末

家にいたのは確かに母だ。しかし、体がボロボロの母だった。ろれつがまわらずろくにしゃべれない。こんな姿の母を望んでいない。
まともに喋れず死体のままダイニングのテーブルへ連れて行き誕生日会をひらく。死体は腐ったまま開いた。
腐食が進み香穂は母の手を握った。
店員はラミアを見たら常時笑っており何かがおかしいと思い中古業者に渡すと考えてラミアの電源を切った。
すると、母の体が崩れ落ちて最期に香穂へ言った。

「サヨナラ」と。

なぜ笑った?

作中最大の謎は「なぜラミアが笑った?」こと。ラミアが主人公を笑ったのは主人公の不幸を笑ったのか?
だとすれば恐ろしいな。人の不幸が見たいため願いを叶えて笑うのか。そうとしか思えない。

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