【黒ノ十三】羽音

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概要

羽音とは黒ノ十三に収録されている小説。脚本はToriko.今橋。
黒ノ十三の中で最も有名で「PSゲームの中で一番の鬱」と言われるほど。

あらすじ

ゴキブリ

空を飛んでいる夢を見た主人公「多恵子」。楽しいと思ったが「羽はないのにどうして飛べる?」と何かが話しかけた。
振り返ると自身はゴキブリとなっていた。多恵子は驚き、羽は消えて地面に落下した。
母親に起こされて朝食をする。その時、羽の音が聞こえた。ミルクを吐き出し吐き出したミルクに羽が見えた。母親は心配して薬を飲ませた。
これは東くるみに歯向かいゴキブリを食わされたことに起因する。
学校へ行き体育に出るも羽の音が聞こえてそれどころではなく藤堂から心配され、くるみと他の生徒達からいじめられる。
保健室に裕美が運び荒木が見た。
家に帰り母親とともに部屋を緑色に変えた。
裕美と科学実験で仲良くしようと思い紙を渡した。しかし、帰ってきたのは早く死ねと突っ返された。
悲嘆に明け暮れた多恵子。自室で泣くもゴキブリはわいてきた。
学校に行っても同じことをされいじめられた。
自殺して死んだ少女の霊が出没すると聞いて屋上に行きフェンスを越えると自殺した少女の霊がいた。

少女の霊に捕まり悲鳴を上げた。電子音が聞こえてベージュのベッドの上で起きた。母親がいて母親に殺された。何が起きているのかわからず、少女の霊は緑のベッドなのにベージュになっていることを突っ込む。
目が覚めてゴキブリの羽音が聞こえて少女の霊が頭上に来ていた。少女は多恵子の幸せに暮らせることができないことを告げる。少女は包丁の所に倒れ気がつけば倒れたところと同じ場所に多恵子が包丁を持って失禁し目覚めた。
部屋に戻り壁紙を見ていた。中学の入学前の時に変えたことを思い出していた。その時、母親に包丁を首に突き立てられた。
少女の霊は多恵子に真実を告げる……。

登場人物。

今中多恵子

女子学生。羽の音が聞こえる。母子家庭でこのことでくるみにいじめられる。
母親に対して「これ」とモノ扱いしている。

多恵子の母

夫がおらず働いている。
多恵子を心配して薬を渡す。

藤堂

体育教師。

東くるみ

集団を率いて多恵子をいじめる女子学生。更衣室で物を盗んだり、歯向かった多恵子にゴキブリを食わせたとクズ度が半端ない。

荒木

保健室の先生。

裕美

多恵子の親友だが嫌っている。

少女の霊

やせ細った霊。人を憎んでいる。
話し方がおかしい。

ヤバイ要素

1.少女の霊の喋り方がヤバイ。
2.ゴキブリを強調しており
3.くるみのいじめ。
4.母親

結末

少女の霊が真実を教えた。それは多恵子がすでに死んでおり死因は「母親に殺された」こと。
殺す理由は「娘が死ぬことができないなら自分が殺して楽にする」ということ。母親はサイコパスか?
少女の霊の正体は死んだ多恵子その人。多恵子は埋められて体はゴキブリにくわれていく。
ゴキブリから始まり何度も繰り返していく終わりのない死。
空を飛ぶ夢を見た。しかし、羽音が聞こえた。

現実の多恵子

現実で起きた状況を整理するといじめられて死のうと思ったが死ぬのを断ったものの母親に多恵子が殺されて母親は死体を隠蔽するため埋めた(日本は火葬だから埋めない)。
羽音の正体は骨から聞こえるゴキブリの音だから壁に埋められた可能性が高い。