【黒ノ十三】RUNNNER

概要

RUNNNERとは黒ノ十三に収録されている小説。脚本は伊藤慎二。
ジャンルはギャグなのだが最後が怖いかギャグかについて受け止めが変わる。

あらすじ

6つの会社と51軒の裕福そうな家庭を回り全て断られた貧乏セールスマン田上雄介。
車を動かして二時間後、今でも潰れそうな定食屋にて食事をとる。800円のカキフライ定食を食べて勘定をすますが、銀行から金を落とすのを忘れており今日はやっていないと見て車で寝ることにした。
人がいない峠道へ来て交通量の少なさに疑問を持つ。ライトを点灯させると一人のサラリーマンがアタッシュケースを持ってジョギングをしていた。
クラクションと怒鳴りでサラリーマンをどかして前へ進んだ。その時、男の顔を見た。
男は笑っており肌は白い蝋のように真っ白だった。
田上はなにかおかしいと思い思いっきり車を動かして逃げ去った。逃げ切ったと思ったらサラリーマンは50m先から走って追ってきた。それも車と同じ速度で。
田上は千円札2枚を外に投げてサラリーマンは取るだろうと思ったが取らず田上だけを見て走ってきた。
男が止まるとアタッシュケースが開き那珂から紙がおりて「鬼です」と書かれていた。
田上はストロベリーシェイクを投げつけ一時的にサラリーマンを動かなくさせ逃走。しかし、それでも追いかけてきた。
しかし、気がつくとトラックが近づいてきて左に曲がりガードレールへあたり回避した。サラリーマンはおらず夢と思った。
自販機に行き財布から金を出そうとしたら千円が消えており現実であると理解した。
すると派手な老婆があらわれてジュースの代わりに自分の乳を飲めと迫ってきた。
あまりにも怖くなった田上は逃走した。老婆は追いかけてきて逃げた。しかし、それでも追ってきた。
田上は老婆を車でひくが、老婆は走るのをやめなかった。老婆を本気でひき飛ばすも老婆は立ち上がり背中にある文字を見せた。

「鬼なんです」

と。
老婆が背中を見せた状態で迫ってきて田上はバックをして後ろを振り返ったら……。

登場人物

田上雄介

32歳独身の貧乏セールスマン。ツキのない男。

サラリーマン

肌は蝋のように真っ白のメガネのサラリーマン。道の真中で一人歩いてアタッシュケースを持っていた。
田上に道を譲るがなぜか笑っていた。
なぜか、田上を追いかけてくる。しかも、金が来ても全く興味を示さない。
アタッシュケースの中は「鬼です」と書かれた紙が入っている。

老婆

金髪でヒョウ柄の浴衣を着ている派手な老婆。
ジュースの代わりに自身の乳を飲まそうとして田上はドン引きし逃走。しかし、サラリーマンと同じく田上を追う。
なぜか車でひかれても走るのをやめない。
背中に「鬼なんです」と刻まれている。

結末

後ろには追っていたサラリーマンがいた。
田上は二人に囲まれた。すると、目が覚めて朝が来た。
田上は外に出てあたりを見渡し助かったと思った。が、二人は現実の存在だった!
二人はこの山にルールがあり「鬼ごっこ」をすることだった。田上はよそものだったのでサラリーマンはあまりよくないと思っていた。
田上は鬼ごっこで散々追いかけられたことに腹が立ち二人を追いかけ回すことにした。


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