古典

【井原西鶴】忍び扇の長歌

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概要

「忍び扇の長歌」とは井原西鶴の「西鶴諸国ばなし」に収録されている話。
ジャンルは「恋」。
身分格差の恋愛だがテーマは深く「不義とは何か」となっている。

あらすじ

大名行列でたまたま大名の娘をみて惚れた男。だが、娘も惚れていた。しかし、男と娘は身分格差があり不釣り合いであった。
男は娘を見ようと接近していく。娘も喜びある日、男と暮らすため使用人を使い手紙を渡した。それは、家出するための手紙であった。
二人は逃げて隠れ住む。しかし、困窮しておりついには大名の追手に捕まり男は即日で処刑された。

父から不義のために自害をするよう命令されたが娘は断った。大名は臆病になったと思い部下を通して娘の話しを聞いた。
娘は自分が愛した男を愛して何が悪く、本当の不義は別の男に結婚すること以外にないとした。身分について聞かれても昔からあると答える。
その後、娘は男の葬式で自らの髪を投げ入り出家した。

個人的な意見

私はこの大名の娘の考えに同意する。恥とか不義とか言って自害を勧めるとか何? それで自分の家がどうにかなるの? 馬鹿らしい。つまり、家のために死ねっていいたいだろうな。
世の中の人間は自分のために生きている。集団とか家は二の次だ。これを恥と言う人間は何さまだ。

たとえば切腹に失敗した白虎隊の生き残りはその後、日露戦争とかでこの国のために最後まで戦いぬいた。あれは断じて生き恥をさらしているのではない! 捨てた命を最後まで国のために費やした英霊だ!!

ゆえに不義、恥と抜かす連中は何だ! 死ねば集団ため全ての問題が解決するわけではない!!
個人の意見は集団で左右することはできないと知れ!!


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