芥川龍之介

【芥川龍之介】秋

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「秋」とは芥川龍之介の作品。1920年4月の中央公論にて掲載された。
全4話。

あらすじ

1話

才媛と言われる信子はかつて俊吉と仲が良く結婚すると周りの女子に嫉妬されながら見られていた。しかし、信子は大阪の青年と結婚した。
照子は涙を流し結婚した信子を祝福した。

2話

結婚してから三か月が経過。信子夫婦は日曜日に大阪や大阪の近郊に出かけたりした。
信子は暇つぶしに小説を書こうとした。ところが、米価問題もあって小説を書くなと夫に止められて書かないとした。翌日にはなかのいい夫婦に戻ろうとし矢先だった。
夫が家に帰ってこず酒癖が悪く言いたいことを言って信子を泣かせた。
秋になると信子は机に座っていることが多くなった。その時、雑誌に俊吉の名を見た。師走の中旬に信子と俊吉は結婚した。

3話

次の年、信子夫妻は転勤で東京に移る。
信子の母の家を訪ね何も変わらぬ家を見た信子は失望していた。しかし、二人の案内に出たのは俊吉で照子は女の使用人とともに買い物へ行った。
照子が戻り照子夫妻は月を見ていた。

4話

次の日の朝、俊吉は亡き友の一周忌に行くため墓参りへ向かった。
信子は照子を幸せそうだと見てほめたが、照子もなぜか信子をほめた。実は照子の方も米価問題があって裕福ではなかった。

登場人物

信子
作家。女子大学から才媛と呼ばれるほどの実力を持ち約300枚の自叙伝が存在する。
体裁を気にし関西人がいやしく見えた。

俊吉
信子の従兄。大学で文科に籍を置いていた。フランス仕込みの皮肉と警告を言うが、かえって信子を怒らせる。

照子
信子の妹。信子と違い才能は少ない。

青年
大阪のとある商事会社に勤務する高商出身。
余り喋らず体裁を気にする信子にとって上品に見えた。


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