芥川龍之介

【芥川龍之介】アグニの神

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「アグニの神」とは芥川龍之介の作品。1921年1~2月にかけて赤い鳥で掲載されていた。
全6話。

あらすじ

1話

上海にある町。
家の二階でインド人の老婆とアメリカ人の商人が占いをしていた。アメリカ人は300ドルを渡して日米戦争がいつ起きるか占ってもらうためだが一度帰る。
婆さんはアグニの神の使い手で恵蓮(えれん)と呼ばれる中国人の少女と住んでいた。恵蓮は酷く老婆から扱われ苦しんでいた。

2話

主事のお嬢さん「妙子」を探し人力車に乗った日本人の香港領事「遠藤」がいた。たまたま通り恵蓮を見て人力車夫から聞いて占い師の言えと聞くも近づかない方がいいと警告された。
しかし、恵連の泣き声を聞いて老婆の所へ行くと老婆があらわれてピストルを握った遠藤は老婆に妙子の話しをしたが動じない。
恵蓮という人物こそが「妙子」で老婆に連れ去られたのだ。引き取ろうと申し出たが断られた。

3話

遠藤は家の前にいた。遠藤は警察が使えないのは香港でわかりきっており使わないとした。
妙子が二階から紙を落とし遠藤に老婆がアグニを操る魔法使いと警告する紙だった。

4話

老婆は魔導書を出し魔法を唱えていた。それもアグニの神だ。
妙子は日本の神に眠らぬよう祈った。

5話

遠藤は鍵穴から眠っている妙子、魔法を唱えている老婆を見ていた。
眠っていた妙子が男の声に変わる。これが、アグニの神の声だ。
しかし、アグニはもう老婆に悪用されることを拒み妙子を父親の所に戻すよう命令した。だが、老婆は拒否して声帯を変えたと見て妙子にナイフを突きつけた。だが、妙子はいっこうに言うことを聞かず老婆は殺そうとした。
遠藤は助けに行こうとしても扉がかない。

6話

突然、部屋の中に誰かの叫ぶ声が響き倒れる音が聞こえた。遠藤は部屋に入り妙子の名を呼び椅子に座って寝ている妙子に会った。
妙子の計略かと思われたが妙子は何もしていなかった。あたから見れば妙子がしたかのように見えた。
一方、老婆を見ると老婆は胸にナイフが刺さり死んでいた。
妙子は遠藤が殺したのかと思ったが、遠藤は「アグニの神が老婆を殺した」と考えた。


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