芥川龍之介

【芥川龍之介】六の宮の姫君

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「六の宮の姫君」とは芥川龍之介の作品。1922年8月の表現にて掲載された。
全6話。

あらすじ

1話

六の宮の父は古い宮腹の産れで、官位は兵部大輔。そして、六の宮の名前の由来は六の宮と言う土地から来ている。
甥の法師から頼みで丹波の前司なにがしが六の宮に会いたいと相談が来た。

2話

なにがしと六の宮は仲良くなっていく。なにがしは丹波の国に伝わる話を下。

出雲路へ下る旅人が大江山の麓に宿を借りて宿の妻はちょうど女子を産んだ。突然、大男が入ってきて「年は八歳、命は自害」と言ってどこかへ消えた。
9年後、同じ家に行くと大男が言ったことが当たっていた。女子は8歳で木から落ちて死んだ。

なにがしは任期が来て5年間の勤めを終えて帰るのだ。六の宮との別れを惜しみ。

3話

6年目の春。なにがしは都に帰ってこなかった。六の宮はなにがしの帰りを待っていた。
一方、なにがしは常陸の国で新しい妻(常陸の国の守の娘)を迎え入れたのだ。その時、六の宮の顔が浮かんだ。

4話

9年目の秋。なにがしが京へ帰ってきた。六の宮の所へ行くがそこは何も無かった。ただ、板屋に尼がいて話しかけてみると尼は六の宮の母であった。
しかし、六の宮の母は六の宮がどこに行ったのか知らなかった。

5話

なにがしは六の宮を探していると六の宮に仕えていた乳母を発見する。乳母は慌てて六の宮を抱き起こすとそれは死にそうな顔だった。
急いで乳母は貧乏法師の所に走り寄った。しかも、臨終の六の宮のためにお経を読んでくれと頼んで来たのだ。
なにがしと乳母に見守られながら法師のお経を聞きながら六の宮は息を引き取った。

6話

朱雀門から女の鳴き声が聞こえてくる。侍は気になり法師に質問し法師は「極楽も地獄も知らぬふがいない女の魂」と答えた。
そして、この法師は慶滋の保胤で空也の弟子である。


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