夏目漱石作品

【夏目漱石】薤露行

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「薤露行(かいろこう)」とは夏目漱石が1905年9月に中央公論で掲載された作品。漾虚集に収録。
アーサー王物語の「アーサー王の死」を題材としている。ただし、漱石はランスロットとギネヴィアを悪く思っており書き直している。

あらすじ

一章「一夢」
アーサー王に仕えるカメロットの騎士ランスロットとギニヴィアは禁断の浮気をして愛し合っていた。

二章「二鏡」
外に出ると死ぬ呪いを受けているシャロットの女にランスロットが会う話。シャロットの女はランスロットにほれたが外に出てしまい砕け散った。

三章「三袖」
ストラットの古城に住まうエレーン。二人の兄チア―、ラヴェンと老いた父親とともに住む。
宿に困ったランスロットが古城に泊まりエレーンはランスロットに惚れて城を出るランスロットに赤い袖を渡した。しかし。

四章「四罪」
赤い袖を使いアーサーはギニヴィアに問う。が、アグラヴィンとモードレッドはギニヴィアはランスロットと浮気していると告発したが、アーサーは取りやめた。

五章「五舟」
ランスロットはラヴェンに勝ちラヴェンは自分が戦った相手をランスロットと理解して父と妹に話す。エレーンはランスロットに会いたかったが会えず悲しんだ。エレーンは死に死体は船に乗せられてカメロットについた。
これを見たアーサー王や13人の騎士たち、ギニヴィアは泣いた。

登場人物

ランスロット
主人公。あらゆる女性の持てる美男子。

ギニヴィア
アーサー王の妻。ランスロットと浮気をしている。
四罪でアーサーからエレーンの袖を質問され動揺した。ランスロットとの浮気がばれてアグラヴィンやモードレッドに告発されるもアーサーは取りやめた。

シャロットの女
外に出ると死ぬ呪いを受けた女性。外の世界を映す鏡を持つ。
ランスロットを見てほれてしまい外に出たら砕け散った。同時に鏡も砕けた。

エレーン
アスラットの古城に住む女性。ランスロットにほれて城を出るランスロットに赤い袖を渡した。
五舟でランスロットがどこかへ行ったのを聞き涙して死ぬことにした。死体は船に乗せられカメロットについた。その死体は美しかったとされる。

チア―
エレーの兄で長男。
闘技で足を痛めているので現在は闘技場に出れない。白地に赤く銃を染める盾を持つ。

ラヴェン
エレーの兄で次男。兄と違い負傷しておらずアーサー王の催した闘技に出場可能。
五舟でエレーンと父親に自身が戦っていたのはランスロットと語る。

エレーンの父親
老人。宿が困っていたランスロットを泊めて身の上のことを話す。
五舟でラヴェンから相手がランスロットと驚く。

アーサー
ランスロットの主にしてギニヴィアの夫。アーサーはランスロットがエレーンからもらった袖を質問したらギニヴィアは動揺した。
アグラヴィンやモルドレッドに「ギニヴィアはランスロットと浮気している」と告発されたがやめて、カメロットに戻った。

アグラヴィン、ランスロット
カメロットの騎士。ギニヴィアとランスロットの浮気を告発する。


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