夏目漱石作品

【夏目漱石】明暗

更新日:

「明暗」とは夏目漱石の作品。1916年5月~12月にかけて朝日新聞で掲載された。
漱石が途中で死去したため未完で終わっている。

あらすじ

1~80(津田の入院まで)

医者に診断された津田由雄は妻「お延」のいる家へ帰った。父親の送金が気になり二人は考え事をする。
次の日、津田は勤め先へ行き吉川にあい病気と伝えて会社を出て、吉川の妻に合う。妻と雑談をし帰ることにした。日が開けて会社に行くと吉川に病気であることを指摘した。
お金の用意をするため津田の叔父「藤井」に会おうとした。藤井に説経されたが真事と会い遊ぶ。真事が岡本と仲が悪くなったことを話し、藤井の叔母にも会う。だが、津田と叔母の話し合いが合わずうやむやとなる。
帰りは小林とともに行き飲み会をひらいた。小林は津田が朝鮮へ行くのか質問し行かないと言った。
藤井家から入院する金を得て津田は入院することになった。
病院の帰りにお延は人力車を使い岡本夫妻と姉妹に合う。あとから吉川夫妻、三好も続いてきた。
家に戻り次にお延は岡本の家に行く。岡本の妻から「昨日のあれは何だったのか?」について聞かれ「藪ら棒」と答えた。継子との仲を聞かれてもまぎらわす。
継子とお延はあい継子に結婚問題を話したものの百合子が学校から帰ってきた。ここで藤井家と岡本家の間にある交際を知る。

81~153(津田の入院生活)

お延は小林を呼びだした。小林は津田がお延の影響でおとなしくなったと述べた。小林とお延は津田のことで話し合いお延が津田を丸め込んだのをほめて、小林が津田から軽蔑されていることを話す。が、津田を遠回しで小林が侮辱したのを怒ったお延は謝るよう責める。
津田の妹お秀が入院している兄の所に来た。しかし、仲が悪く口喧嘩までする。お秀から父が送金しないことを言い渡された。
津田の病室にお延とお秀が集まるがお秀を呼びだしたお延について口喧嘩を起こす。お秀が出ていったあと、二人は打ち解けて楽しく会話する。
津田は小林と会い小林から「岡本の金目当てで結婚したのか?」と聞かれて違うと答え小林は意外そうな反応だった。小林は吉川夫人に会わないようくぎを刺した。
お延はお秀から仲がいいお延を嫉妬して参考にしてもわからなかったので口論になった。一方、津田の病室に吉川夫人が面会に来た。夫人は津田の性格を看破しており「津田はお延を表向きは愛しているように見えて実際は愛していない」と断言し「男らしく正直になれ」となだめられた。次に津だのかつての恋人「清子」が来るのを知らせた。
津田がお延の前で小林のことを聞いたが夫人が来たことがバレテ責められて失望された。だが、温泉宿に行く話を耳にはさむ。
手術後の経過は良好で医者は津田のガーゼを外しい週間後、退院した。

154~(津田退院後)

温泉宿へ行く前にお延から金をもらいまず小林へ会いに行くのであった。
小林は3つの話をした。

1.地位、身分、財産、職業が無い小林の名前を吉川夫人の言葉から出たらつまらない。
2.ためしに津田を攻撃する言葉や挑発する言葉でひるませた。が、津田は嫌がり軽蔑などしていなかった。
3.津田は貴婦人に対する礼儀がなっていない。

以上の3つを話しお互いに苦笑いをした。小林は青年芸術家の原と津田を交えて絵画の話をして和ませた。小林は津田に津田の知らない人物からの手紙を渡し中にはお金が入っていた。小林と原に問い詰めたがわからずじまいで3人は散り散りとなる。
津田は温泉宿へ目指すと吉川の書生が来て汽車に乗り汽車のなかで爺さんと会う。目的にたどり着き汽車を降りた。
温泉宿で清子を探している中で勝と勝の妻と出会う。間違えてしまった。
清子を探してもおらずどこにいるのかわからない。しまいには妄想の小林を責めたてる始末。
ついに清子と会い再会を喜ぶ。二人は謝り喜んで雑談したところで物語はここで終わる。

登場人物

津田由雄(つだよしお)
主人公。医者の診断によれば穴が腸に到達している。寝る前の1、2時間前は机に座って考え事をする。
京都でお延と結婚した。

小林
津田の友人。地位、身分、財産、職業が無い。藤井家の客として登場したりする。

津田延子(通称:お延)
津田の妻。白い女。

医者
津田のかかりつけのいsyさ。

吉川夫妻
津田の仕事先の友人の吉川とその妻。津田は妻の方が意地悪と見ている。

佐々木
吉川、津田の上司。

藤井
津田の叔父。津田の父親の弟。地位にこだわり津田を説教する。

真事(まこと)
藤井の子供。岡本と喧嘩して仲が悪くなった。

岡本
お延の叔父と叔母。
真事と仲が悪い人物。


藤井家の客。

津田、お延の両親
京都出身。

岡本継子
岡本夫妻の娘。結婚問題でお延と仲が悪い。

岡本百合子
継子の妹。学校に通っている。

三好
無口な男。

お時
津田家の使用人。

秀子
津田の妹。お延より1つ上。
夫に堀庄太郎がいる。二人子供がおり4年前に長男を産む。
通称「お秀」。
兄と仲が悪く口げんかしたり陰口で「津田」と呼んでいる。津田と仲がいいお延を嫉妬している。

清子
かつて津田とつきあっていた女性。関と結婚している。
津田に結婚式の招待状を渡したが来なかった。


青年芸術家。

勝と妻
生糸屋を営む夫婦。温泉宿で

書ききれていない部分

1.津田は人間として成長できるのか?
2.まだ折り返し地点とは思えない。


スポンサードリンク

-夏目漱石作品

Copyright© 今日も暇なことを書く , 2018 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.